内科女医の気まま育児・   徒然日記

「産休・育休をめいっぱい楽しみたい!」を叶えたい女性医師のリアルなブログ

赤ちゃんのスキンケア ベビーワセリン、ロコイドと乳児湿疹

こんばんは、サラです(^^)

 

 

今日は、我が子でも苦労した

赤ちゃんのスキンケアについて

お話したいと思います!

 

 

 

 

赤ちゃんの乳児湿疹を

経験されたことはございますでしょうか?

 

 

 

我が子は新生児期(生後1ヶ月まで)頃が

ピークで以降も5.6ヶ月頃までは

乳児湿疹が出たり消えたり

言い換えれば、

常に全身のどこかには

乳児湿疹がある状態でした。

 

 

 

 

 

この乳児湿疹は、

いわば 大人で言う にきび

みたいなもので、

特定時期には

出たり消えたりするものなので、

スキンケアをしっかりして

みていきましょうね。

 

 

と、よく先生方にも

アドバイスされるかと思います!

 

 

 

 

 

実際のところ、私も

同様なことを小児科の先生から

ご指導いただいて、

 

プロペト(白色ワセリン)

+乳児湿疹がひどいところには、

ロコイド(ステロイド

塗って様子をみていました。

 

 

 

 

ですが、

この乳児湿疹は

ひどいときには何ともまあ

恐ろしくかわいそうなほどひどくなるもので、

 

この治療を続けていて大丈夫だろうか?

ずっとロコイド塗り続けているけれど

大丈夫だろうか?

と心配になりました(^_^;

(医者なのに、、、)

 

 

 

 

ステロイド軟膏の使い方のコツは、

 

①漫然と塗り続けない

②塗るときはしっかり べったりと塗る

③朝晩 こまめに塗る

 

の3原則かと

私は心得ています。

 

 

 

それで治らなかった場合は、

ステロイドの効果が弱い

ステロイドには何段階かの強さがあります)

ステロイドを塗るべき皮疹ではない

 

などを考える必要があるので、

できれば早めにかかりつけの小児科さん、

皮膚科さんに相談してくださいね😣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、

世の中には

ベビークリームやベビーオイルなどなどが

たっくさんあって、

お値段もピンキリで、

とにかく何を買ったらいいのか

迷うと思います(*_*)

 

 

 

 

私は、赤ちゃん期は

いろいろな種類には手を出さず

とにかく、

 

①プロペト

②ロコイド (乳児湿疹 or時に、あせも(汗疹)?)

③ポリベビー (おしりの肛門周囲のかぶれ)

 

この3本で乗り切りました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

①プロペト

 

 

プロペト ≅白色ワセリン

と思っていただければよいですが、

こちらは、白色ワセリンをさらに精製して

不純物を取り除いているので、

眼の周り、口の周りなどの

皮膚の薄い部分にも塗りやすいです!

 

無臭でにおいも気になりません!

 

 

 

ちなみに我が家では、

健診時などで小児科を受診した際に、

皮疹の相談をして、

その時に プロペト処方を

できるだけ多くしてもらっていました☆

 

実際にたくさん使いましたし、

その方がお値段的にも安いです!

 

(ただし、処方の際には、

病名に応じて、処方限度も決まっていますので、

先生とご相談ください☺)

 

 

 

あと、プロペトは

離乳食の時期に

口周りが荒れた際にも

オススメです(^^)

 

食事前に口周りに塗ってから

食べて ご飯べたべたになると、

肌荒れがましになりました☆★

(離乳食、、口周りから首、服や床まで

べたべたになりますよね。。。苦笑)

 

 

塗り心地がべたっとするので

塗る際にちょっと嫌がられますが、、

我が子はトマトの汁かぶれ予防にも

効果的でした!!!

 

 

 

 

 

 

②ロコイド

こちらも、小児科の先生に処方いただいていました!

 

皮疹を診ていただいた先生の

ご指示に従うのが一番ですが、

先ほどのプロペトと混合処方にしてもらえると

たっぷり、しっかり塗りやすいので、

良かったです(^^)

 

一応、薬局やネットでも

ロコイド軟膏は売っていますが、

高価なのと、

ステロイドは診断なく乱用しない方が良いので、

最初と治りが悪い時には

きちんと受診をオススメします!

 

 

 

③ポリベビー

 

 

こちらは、

肛門周りの赤いただれや

おむつかぶれに

オススメです☆★☆

 

見た目は、白い軟膏で

べたっとしています。

ステロイドステロイドが入っていない)で

使いやすいです。

 

 

「ポリベビー」で検索すると

佐藤製薬さんのHPにとぶので

詳しくみていただけるとよいですが(^^)

 

 

成分は、

ヒスタミン ジフェンヒドラミン(かゆみを抑える)

ビタミンA、D2 (創傷治癒を助ける)

酸化亜鉛    (創傷治癒を助ける)

トリクロロカルバニリド  (殺菌剤) 

 

だそうです!

 

 

 

ヒスタミンは、アレルギーなどにも使う

かゆみを抑える成分です。

 

ビタミンA、D2、酸化亜鉛

ともに創傷治癒(傷が治る)の際に

必要とされる成分です。

 

ちなみに、酸化亜鉛

いわゆる亜鉛華軟膏のことで、

ニキビや褥瘡の治療などにも使ったりします。

 

 

最後のトリクロロカルバニドは殺菌剤で、

薬用絆創膏や一部の薬用石けんなどに

使用されているようですが、、、

普段使う抗菌薬ではないので

筆者もよく知りません(´・_・`)

 

 

こちらは徒然しながら

初めて知ったのですが、

どうやら2016年にFDAから

薬用石けんなどからの成分除去を

指示されているようですね、、、

「普通の石けんと殺菌作用は変わらないため」

だそうです。

 

おそらく表面上の殺菌作用はあるのか?も

しれませんが、

生体での殺菌作用はよくわからない(データがない)

のかもしれません。。

 

 

 

 

というわけで、

こちらも漫然とは塗らず、

使用用途を絞って

オンオフはっきり使用したいと思います!

 

 

 

 

肛門ただれがひどいときや、

虫刺されでひどく赤くなった時に、

これを塗ってすっきり治りましたので

オススメです☺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と色々書きましたが、

スキンケアって、

人それぞれだと思うんですよね。

 

 

 

大人でも合う化粧品など

ばらばらなんですから、

敏感な赤ちゃんなんてなおさらです!

 

 

 

ですので、

合わないときは使用せずに

色々試してみるのがいいと思います(^^)

 

 

色々な意見のひとつに

参考になればうれしいです。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、

ちょっとお高いですが、

アロベビーは

乳児湿疹に困って使用された

ママさんから良かったという声を

お聞きしました(^^)

 

(すみません、筆者は使用経験まだありません。。)

 

ので、もしお困りな方、

ご検討くださいm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

それでは今日はこのあたりで。

いつもありがとうございます☺

 

 

 

 

気ままに。

徒然と。

 

 

 

明日も皆様にとって良い一日となりますように☆★☆